インプラントのデメリット
インプラントは治療期間が長いのもデメリットのひとつです。
ですので、噛む感覚が自分の歯と違う治療期間が長くなります。
よって、食べ物が詰まりやすくなることがあります。
また、差し歯をしている場合、インプラントに不用意にフックをかけるとダメージが加わることもあります。
外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性もあり、感染することがまれにあります。
さらに、治療費が比較的高額となります。
保険適応外なので費用が高く医院によって費用が異なる
保険診療であれば、厚生労働省の決めた報酬点数がありますので、入れ歯やブリッジなどは、どの歯科病院受けても治療費はほぼ同じです。
しかし、歯科病院によって異なりますが、治療費に違いがあり、相場は30~50万円になります。
費用をどのように確保するかを、あらかじめ考えておく必要があります
インプラントは、入れ歯やブリッジと違って、保険が適用されません。
自費(自由)診療のため、どの歯科医院で治療を受けても自費(自由)診療となり、治療費は全額自己負担になります。
インプラントは自由診療ですので、各歯科病院で定めた価格設定ができることから、同じようなインプラントの材質などでも費用が異なるケースが発生します。
例えば、各種診査法、治療法・オプション手術の有無によって費用が変わってきます。
ただし、医療費控除(一般に治療費が10万円以上200万円まで)を受けられます。
入れ歯など自分の歯に合わないものを不快に感じながら2、3年おきに修理する場合の治療金額になります。
しかし、インプラントでは、10年はそのままの状態でいられるのです。
そのことを考えれば一度に高額でも、快適な生活が暮らせるのであればどうでしょうか。
その比較は各個人の考えで、検討してみるのも一つの手段です。
長期にわたる治療期間
入れ歯やブリッジに比べて、治療期間が長くなってしまうのはインプラント治療のデメリットだと言えます。
インプラント治療では人工歯根を埋め込みます。それが顎の骨の中で結合しないと次に進むことが出来ないのです。
さらに、下顎で3ヶ月必要です。ですが、チタンなじみやすい特質を持っています。
ですので、個々人によってそれぞれの顎の骨の厚みや形状が違うわけですから、手術のやり方も変わるのです。
ですが、チタンなじみやすい特質を持っているので、歯科病院ではCTスキャンなどを使い顎の骨の形状を確認し、噛み合わせのチェックします。だから時間もかかるのです。
一般的な例で、期間でいうとインプラントのチタン製の人工歯根骨に定着し、人工の歯を付けるに至るまで3か月から10か月かかります。
少しでも早く治療を終わらせたいのであれば、すぐに仮歯を入れて対応できる歯科病院を選ぶのも手段のひとつです。