一生に一度の矯正治療|歯医者さん選び その方法で本当に大丈夫?【矯正歯科マップ】

学生の歯列矯正、費用は総額いくらくらい? 分割払いだと月々いくらくらい?


就活や婚活に向けて歯並びを矯正したい。今、そう考える学生が増えています。しかも、高額な矯正費用も分割払いなら月々僅か。自分のバイト代で十分払える金額だという噂もあります。この際、思い切ってコンプレックスを解消し、明るい春を迎えようではありませんかという訳です。

実際問題として、極端な出っ歯やすきっ歯があると、人前で口を開けるのが恥ずかしい。ついつい無口になったり、無愛想になってしまうという人は少なくありません。また、きちんと歯みがき出来ないために、虫歯や歯周病のリスクを高めます。さらに、噛み合わせが悪い人も多く、歯列不正が原因で顎の病気を発症する事だってあるのです。もし、歯列が自分の中でコンプレックスになっているのなら、思い切って歯科矯正するというのは先見の明ありです。

ただ、なにをやっても保険適用外の歯科矯正は、とにかく多額の費用がかかります。いくら分割支払いでとは思っても、ある程度お金の目処が立たないと身動きが取れないというのが現実です。

そこで、まずは

  • 歯科矯正には一体いくらくらいかかるのか?
  • それを分割支払いにすると、月々いくらくらいになるのか?

を見てみましょう。

とは言っても、歯は世界に一つだけのあなたの身体の一部です。まさしくオーダーメイドのオンリーワン製品。そのため、必要に応じた診療を必要に応じた装置と必要に応じた技術で施して行きます。となると、まさに人それぞれ、十人十色の世界です。個々の歯の状態や治療内容、さらには治療の進み具合で料金は大きく異なって来る訳です。

ですので、携帯電話の分割払いや料金プランのように総額いくら、月々いくらという事が一目で分かる料金表を出している医療機関は殆どありません。どこの矯正歯科やクリニックでも、まずカウンセリングをし、希望を聞いて、歯や歯茎の現状と検査結果から最良の治療方針を立てます。そして、その結果をもとに治療費を計算するという形です。

では、必要な診療や矯正装置、技術にはどのようなものがあるのでしょうか? それらの金額だけでも分かれば有り難いという事で調べてみると、まずどこの歯科でどんな歯列矯正を受けるにしても必ず必要になるのが初期費用だという事が分かりました。早い話、実際の治療開始までに受けるカウンセリングや検査の費用です。カウンセリングについては本当に話を聞くだけなら無料としているクリニックもありますが、概ね初診から精密検査までを一環としていて4万円から6万円といったところでしょうか。

そして、次に必須となるのが矯正器具。こちらはワイヤーを使ったおなじみのブラケット矯正と、近頃人気のマウスピースを使った矯正があります。さらに、ワイヤー矯正には、昔ながらの金属製のものに加え、セラミック製の軽くて見栄えのいい審美ブラケットがあり、歯の裏面に装着する事で人目を避ける事も可能となっています。ただし、リンガル矯正と呼ばれる裏側矯正は高度な技術を必要とするため、技術料が高くなります。

ここに装置の装着費用や調整費用など医師の技術料が加わる訳ですが、前述のように、こうした処置費用は使用する器具によってある程度決まって来ます。そこで、装置代に付随するものとし、この装置による矯正はいくらという形式を取っている歯科が多いのです。

さらに、進み具合によって治療費が増減するのは当たり前と言えば当たり前ですが、患者としては出来るだけ安価に抑えたいところでしょう。そのため、来院が増える事で治療をサボる人ややめてしまう人も少なくありません。そこで、治療開始から治療終了までにかかる大まかな費用を最初に一括精算し、治療費総額制で受けるのが一般的になりつつあります。

このようなシステムを「トータルフィーシステム」と呼び、初期費用を除く全てが含まれていますから、後は交通費さえあれば来院出来る訳です。また、そうする事により、ローンを組む事やクレジットカード払いを利用する事も可能となりました。そして、様々な方法で分割払いも出来るようになったという訳です。

という事で、あえてランキングを付けるとすれば、最もお安いのが金属ブラケットを使った表側矯正、オーソドックスな矯正方法です。次に、審美ブラケットを使った表側矯正で、金属ブラケット使用でも裏側矯正になると一気に高価になります。マウスピース矯正は、この裏側矯正と審美ブラケット矯正のちょうど中間くらいの額です。

で、気になるお値段は、平均で金属ブラケットによる表側矯正が70万円台。審美ブラケットによる表側矯正とマウスピース矯正が80万円台。裏側矯正が90万円台といったところでしょうか。ですので、仮に90万円を3年36ヶ月の分割払いにすると、月々の支払い額は2万5,000円という事になります。ただし、分割払いの場合、利用する支払い方法によって利息や手数料がかかる事があります。ですので、たとえば、実質年率4.5%のデンタルローンを使って36回で支払う場合、月々の支払い額は約2万6,800円です。

学生の破裂矯正、分割払いするとすればどんな支払い方法があるの?


歯列矯正の大まかな内容と費用が分かったところで、いよいよ分割払いの方法です。まずは学生が利用出来るか否かは別として、高額な歯科治療費を分割で支払う手段としてどのようなものがあるのかを見てみましょう。使う使わない、使える使えないはそれからの話です。

実は、下手をすれば100万円以上かかる歯科矯正の治療費、一括で支払う人なんてそう多くないと言われています。やはり大半の人は分割払いで、歯科医もそれを推奨しています。患者だけでなく、医師もまた、分割で毎月少しずつ支払えばいいから治療しましょうという訳です。

そこで歯医者さんがおすすめしてくれるのが『デンタルローン』。信販会社やローン会社、カード会社などが出す歯科治療費専用のローン商品です。金利や審査が付帯しますが、その多くが5年以上かけてコツコツ支払えばOKというもの。フリーローンではないので、金利もそれなりに低く抑えられています。しかも、満18歳以上から利用可能という商品もあって、多くの大学生が使えそうです。

ただし、こちらは金融会社と歯科医院が提携して運営している分割払いの方式。そのため、全ての矯正歯科やクリニックで利用出来るというものではありません。そうしたシステムを持っていない医療機関も沢山あります。ですので、そういう場合は、銀行や信用金庫など、金融期間が出す目的ローンの中のデンタルローンを使うことになろうかと思われます。

そう、銀行にもデンタルローンや歯の治療費としてお得に借入出来るローン商品は結構あるのです。こちらもやはりフリーローンよりは低金利。さらに、銀行ローンは利用する医療機関を選びません。提携医院以外の矯正歯科やクリニックでも利用出来ます。

とは言え、どちらのデンタルローンも歯科治療費以外のお金を借りる事は出来ず、見積もり通りの金額が融資額となります。つまり、この機会に少し多めに借りて必要なものを買うという事が出来ないのです。もしどうしてもそうしたければ、消費者金融や銀行のカードローンを使うよりないでしょう。これなら使途自由なフリーローンですから、金利は少々お高めですが、自分の借りたいだけのお金を借りて分割で返済するという事も可能になります。

ただ、デンタルローンもフリーローンも手続きにはそれなりの手間がかかります。さらに、審査があって、通らなければアウトです。そこで、手持ちのクレジットカードの分割払いを利用される方も少なくありません。

また、新規にカードを作るにしても、ローンよりは審査が容易そうだという事で、これも歯列矯正の費用を分割で支払うための一つの方法だと言うのです。確かに、今は多くの歯科がVISAやJCBの加盟店となっていますから、ショッピング枠に余裕さえあれば、それもありでしょう。

そしてもう一つ、矯正治療を専門とする歯科やクリニックを中心に、独自の院内分割制度を持っているところもあります。これぞ正真正銘の分割払い。トータルフィーで提示された金額を指定の回数に分けて振り込んだり、窓口で支払う形です。基本的には治療開始から治療終了までに支払わなければならず、中には3回払いまでという厳しいところもありますが、その大半が金利も手数料も付きませんから、間違いなくお得です。

という事で、歯列矯正の費用を分割で支払うとすれば、上記のいずれかの方法という事になるでしょう。とは言っても、学生の場合、どれでもが利用可能という訳ではなさそうです。やはり使える方法は限られて来ますので、その中で最も自分に適しているであろう手段を選ぶ事が大切かと思われます。

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学生の歯列矯正、カードローンやクレジットカードによる分割払いは利用困難


インプラントや矯正など、保険の利かない高額な歯科治療費を分割払いする方法はいくつもあります。ただし、学生の場合は支払い方法や月々の支払い額より、治療費総額と収入が大きな問題。実際に利用出来る方法は限られて来るものと思われます。

というのも、サラリーマンやOLの場合、入社1年目の新入社員でも300万円前後の年収はあります。事実、某就職情報誌の調査によると、20代全般の平均年収は約346万円。20代前半の女性でも約314万円で、20代後半になると男女ともに350万円を超えます。

ちなみに、20代前半の男性の平均年収は約328万円だそうですから、男女差は月々いくらもありません。ほんの1万円ほど男の方が多く稼いでいるだけで、何故かデートの費用は全額こっち持ち。女は得だなぁと思われる方も多い事でしょう。

と、まあ冗談はさておき、こういう状況ですから、銀行や消費者金融で申し込みをすると、いきなり利用上限額100万円のローンカードが発行されたりもします。なぜなら、年収の3分の1を目安に限度額が検討されるからです。

ところが、学業の傍らでバイトをしている程度の学生はそうは行きません。確かに、昨年末にはパート・アルバイトの全国平均時給が1,073円となり、過去最高を記録したと騒がれました。しかも、関東圏での平均時給は1,123円と平均を大きく上回っています。関西圏でも1,082円ですから、平均以上です。ただ、東海圏になると1,043円という事で平均以下。九州圏では953円まで低下してしまいます。

それでも、1日3時間、週5日働けば、月々6万円くらいは楽に稼げそうです。さらに、夏休みや冬や酢煮になると一気に労働時間を増やせますから、年収80万程度はありそうな気がします。

しかしながら、全国大学生活協同連合組合会が実施した第53回学生生活実態調査によると、大学生のアルバイトによる平均年収は約40万円。月平均で約3万3,000円と、3万円を少々超える程度なのです。まあもっとも、こちらは2017年の調査結果で、時給が過去最高を記録した2018年には若干アップした可能性を秘めています。とは言え、僅か1年で2倍に跳ね上がるとはとても思えません。という事は、私たち大人が考えるほど学生諸君はバイトに明け暮れてはいないのです。

実際、上記調査が行われる前年にリクルートがプロデュースする「就職未来研究所」が実施した大学生の実態調査によると、最もオーソドックスなバイトパターンは週2日から3日、週末集中型か平日分散型で入るというものでした。確かに、学業やサークル活動の合間に働くとなると、このくらいが限度なのかも知れません。しかし、これでは総量規制に基づいて年収の3分の1を上限とする消費者金融のカードローンは利用出来ても、マックス10万円といったところでしょう。

また、総量規制の対象外となる銀行系カードローンでも、過度な期待は禁物です。しかも、銀行の場合は勤続年数や住居形態と居住年数等々、年収以外にも様々な事柄にスコアを付け、その総合得点で融資額を定めます。となると、学生の場合、自宅通学と言っても親の家。下宿となれば居住年数は最長でも4年です。1年生は勤続年数も居住年数も1年に満たない人が大半で、どんなに考えても、消費者金融を大幅に上回る利用額のローンカードが発行されるとは思えません。

さらに、クレジットカードも同様で、こちらは学生の場合、バイトをしていてもしていなくてもお構いなし。取り敢えず無収入で審査します。そのお陰で、ほぼ100%通る訳ですが、その代わりに、限度額は一律10万円となっています。その後、バイト代がある事が証明され、親権者の同意が得られれば30万まで増枠出来るカードもありますが、それが限界でしょう。

という事で、学生がカードローンによる借入やクレジットカードの分割払いで50万円を超える歯列矯正の費用をまかなう事は困難というより、事実上不可能なのです。

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学生の歯列矯正、実際に利用出来る分割払いは?


高校生の皆さん、大学に入ったらばんばんバイトして、がんがん稼いで欲しい物を買ったり、行きたいところへ行こうと張り切って受験勉強していませんか?でも、現実はそんなに甘くはないようです。確かに、大学生の7割以上が何らかのアルバイトをしていると見られます。

しかしながら、通学に時間のかかる人も多く、講義やゼミ、レポートに研究に試験、そしてサークル活動もとなると中々バイトに費やす時間が取れません。結果、先のように、月の稼ぎは3万円から4万円というのが妥当だと思っておいた方がよさそうです。

という事で、分割で歯列矯正するにしても、利用出来る支払い方法が限られて来ます。確かに、90万円のお金を借りて3年36回払いで返す場合、月々の支払いは2万5,000円から2万7,000円といったところです。頑張って払えない額ではないでしょう。

ですが、金融会社にしても金融期間にしても、月の支払いが可能かどうかは月収ではなく、年収で審査します。そして、融資希望額の3倍は年収がないと返済困難と見なされてしまうのです。そのため、多くの学生が消費者金融や銀行のカードローンを使う事が出来ません。クレジットカードも同様です。

ただし、同じ金融会社や金融機関が出すローン商品でも、歯科治療費という目的を定めて融資する『デンタルローン』なら少々話は違って来ます。こちらは、子供の学費を親が用立てるために利用する教育ローンと同じ目的型ローンの一種で、親子二人三脚でローンを組む事が出来るのです。

その形態は親が契約者になるばかりでなく、連帯保証人になる形や連名にするなど、本人の条件やローン会社のスタンスによって様々。残念ながら銀行はやはり親名義にする事を条件とされますが、民間の金融会社には、自分の名前で責任を持って借入し、責任を持って返済するという事が可能なローンもあります。

最初に説明した通り、歯科医院がすすめる分割払いというのは、基本的にはこのデンタルローンで、医院が提携しているローン会社や信販会社の商品を利用する形です。申し込み手続きも医院の窓口で出来ます。金利もフリーローンである消費者金融や銀行系カードローン、あるいはクレジットカードの分割払いより断然お得。中にはクレカのリボ払い手数料より10%以上低金利というローン商品もあります。

しかも、デンタルローンの多くは5年60回払い、長いものになると7年84回払いまで可能という事で、治療終了後も返済を続けられるのです。返済期間が長くなればなるほど、月の支払いは間違いなく安価になります。ちなみに、90万円を実質年率4.5%で借り、84回で返済するとすると、月々の支払い額は約1万2,500円です。

ただし、ローンを組むには必ず審査があります。補足するまでもなく、その審査に通らなければ計画は水の泡と消える訳です。また、返済期間が長くなればなるほど利息は増します。ですので、ある程度の貯金や短期間で完済出来るだけの力があるのなら、歯科医院やクリニックが出す独自の院内分割制度を使うのが一番お得なのです。金利や手数料が付かず、審査も驚くほど簡易です。保護者同伴で来院すれば、かなりの高確率で認証されます。

という事で、学生が歯列矯正するにあたって利用出来る分割払いとしては、デンタルローンか院内ローンのどちらかという事になるでしょう。

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学生の歯列矯正、歯科医院の分割払いを使うと医療費控除が複数年受けられる


高額な歯科治療費を分割で支払う手段として、最も手軽なのが『デンタルローン』です。ただし、金利や審査が付帯して来るため、おせじにも最良の方法とは言えません。

歯列矯正の費用を分割で支払う方法として間違いなく一番お得なのは院内分割制度です。こちらは歯科医院やクリニックが独自に出している分割払いシステムで、“院内ローン”と呼ばれる事もありますが、殆どの場合、金利も手数料も付きません。90万円のトータルフィーシステムが出された場合、支払う金額は90万円ポッキリです。

確かに分割回数が非常に少なく、医院によっては3回払いまでしか認めないというところもあります。そうなると、一度に何十万もの大金を支払う必要がある訳ですから大変です。ですが、中には2年24回払いや3年36回払いで、治療終了後も支払いだけを続けられる医院もあります。そういう矯正歯科を選んで歯列矯正するというのも一つの手でしょう。

さらに、学生が歯科医院の出す分割払いを使って歯列矯正する事のメリットは、単純にローンが組みやすい、金利や手数料が要らないというだけではありません。複数年にわたって医療費控除が受けられるというメリットも持っています。恐らく、多くの学生が親の扶養家族になっているかと思われますので、一応、親の所得税が還付されたり、住民税が控除される訳です。

もちろん、歯科矯正治療による税控除自体は、現金でまとめて支払っても、デンタルローンやカードローンを使っても、クレジットカード決済でも受けられます。ただ、その還付年数といいますか、回数が変わって来るのです。

たとえば、治療費定額制でトータル90万円の治療を受けるとしましょう。デンタルローンを利用すると、早々に金融会社や金融期間がその治療費総額を一括払いしてくれます。お陰で、歯科医院に対する支払いの義務はなくなり、あとは通院しながらローンを組んだ信販会社や銀行に返済して行く形です。ただし、治療期間が終了しても、返済期間が残っていれば、支払いは継続しなければなりません。

ところが、医療費控除の対象となるのは、あくまでも医療機関に支払ったお金と、その診療を受けるための必要最低限の経費のみです。ローン会社や銀行に支払うお金は、歯科医療費として借り入れした返済金であっても認められません。そうなると、最初の年は文句なく控除が受けられますが、その後は何年がかりで支払っても全て対象外となってしまうのです。

しかし、歯科医院が出す院内ローン制度を利用する場合は、たとえローンの返済であってもお金の支払い先がずっと医院、医療機関です。毎回支払いする度に医院やクリニックの名前の入った領収書が発行されます。すると、ずっと医療費控除の対象になるという訳です。しかも、90万円を3年36回の分割にすると、年間の支払総額は30万円ですから、毎年控除対象額の加減を超えます。

因みに、年収500万円の人が30万円の歯科医療費を確定申告した場合、還付額の目安は約4万円。それに対し、90万円まとめて申告すると16万円ほど返って来ます。前者は仮に3年連続で受け取ったとしても総額12万ですから、確かに一括払いの一括申告の方が断然お得だと言わざるを得ないでしょう。

ですが、課税年収が200万円以上の人の場合、その年の医療費総額が10万円を超えなければ控除手続きは出来ません。小さい子供やお年寄りのいない家庭では、案外ハードルの高い額です。特に風邪や鼻炎など、保険治療が主の通院では、一回に支払う医療費は1,000円以下という事も多く、市販薬の購入費を遭わせても、そう容易に到達しない可能性を秘めています。あと僅かだったのに・・・という悔しい思いをされた経験のある方は少なくないのではないでしょうか?

ですが、そんな時、歯列矯正の費用を分割で支払っていると、それを加算する事が出来ます。たとえば、家族みんなの医療費の総額が8万8,000円だったとしましょう。以前なら、“あと少しでしたねぇ、残念。”という税務署員の笑い声が聞こえて来そうですが、“いえいえ、何をおっしゃるウサギさん、ここに歯科での支払いがボーンと30万あるのです。”と言えるのです。8万8,000円が丸々無駄になる悲劇を防げます。

しかも、通院にかかる交通費は、先の診療受けるための必要最低限の経費に該当します。以前は領収書がなければ除外でしたが、今はなくても全然OKなので、電車やバスの少額運賃も容易に計上出来るようになりました。たとえば、矯正歯科への通院に往復1,000円の電車賃がかかるとします。月に1度のペースで年間に12回通った場合1万2,000円です。

そこで、先の30万に家族全員の医療費8万8,000円と交通費1万2,000円を合計すると40万円になります。これを年収500万の人が確定申告すると、医療費控除による還付金は6万円。なんと、3年間で18万円と、一括申告を2万円も上回るではありませんか。

まあもっとも、必ずしも3年連続で家族全員の医療費総額が8万8,000円あるとは限っていません。それ以下の年もあれば、それ以上の年もあるでしょう。もし矯正費用のみで申告するとすれば、確実に損します。とは言え、全く控除が受けられない訳ではありませんし、交通費や多の医療費があれば、それらも無駄になりません。さらに、年間に支払う利息等も考えると、それほど大きなマイナスにはならないものと考えられます。

という事で、まとめると、学生が歯列矯正に使える分割払いの方法は、金融機関や金融会社の出すデンタルローンか、医療機関の出す院内ローンです。とにかく月々の支払いを1円でも抑えたければ前者、少々頑張って1円でも無駄なお金を払わないというスタンスで行くなら後者でしょう。

一生に一度の矯正治療|歯医者さん選び その方法で本当に大丈夫?【矯正歯科マップ】