四国でも保険の使えない歯の治療費はデンタルローンで


今や東京や大阪のような大都会では、高額になる歯科での治療費は銀行や信販会社からの借入で賄い、少しずつ返済するのが常識です。というのも、歯が欠損したら入れ歯ではなく、第二の永久歯と呼ばれるインプラントがオーソドックスなパターンになって来ているからです。また、矯正歯科では、従来の表側矯正ではなく、なるべく目立たないように治療を進められる新たな矯正方法「裏側矯正」がメインになって来ています。そう、日本の歯科技術は、確実に高度になり、快適になっているのです。

ただし、高度な医療は全て健康保険の対象外となる自費診療です。当然、治療費は高価で、それを自分で支払う事を考えると、歯の痛み以上に頭が痛くなります。そこで、その痛みを抑える特効薬とも言えるのが歯科治療費専用の「デンタルローン」なのです。恐らく、これからの時代、これを上手に利用出来るか出来ないかで、良質な歯科治療を受けられるか受けられないかが決まると言っても過言ではないでしょう。という事で、歯科医院もまたそれを推奨し、後押ししています。デンタルローンを出す金融会社の提携医院や加盟医院となり、容易に利用出来る環境を整えているのです。

そんなデンタルローンは、その名の通り、歯の治療に掛かる費用だけに限定して融資する目的ローンの一種で、限度額が高く、金利が低いのが大きな特徴。その他、返済期間や返済回数、ボーナス払いを交えても交えなくてもOKなど、返済の方法も自分で自由に選択出来るようになっています。お陰で、月々無理なく支払い出来る程度の金額で、これまで高嶺の花だった保険の利かない歯科治療も受けられるようになったという訳です。

しかも、年齢や年収など、最低限の条件さえ満たしていれば、保証会社が保証してくれるため、保証人も担保も必要ありません。おまけに、昨今は 消費者信用団体生命保険月商品なんていうのもあって、親兄弟に迷惑をかける事なく歯の治療が出来るのです。

ですが、その一方で、まだ学生の我が子に代わって親が契約したり、年金生活者の親に代わって娘や息子が申し込みする事も出来ます。いずれの場合も、最終的な利用限度額や金利は審査によって決まりますが、年収300万以上の会社員であれば、100万円くらいまでの融資は受けられる可能性が高いので、ほぼ理想とするインプラント治療や歯列矯正治療は賄える事でしょう。また、金利も銀行系のカードローンや消費者金融のフリーローンに比べれば低くなる可能性大です。

そして何より、消費者金融に借入申込するのではないという事で、罪悪感を感じる事なく利用出来るのではないかと思われます。特に、子どもに歯列矯正を受けさせたいけど、経済的に厳しいとか、親にインプラントや健康保険の対象外となる歯を入れたいと相談され、悩んでおられる方にとって、消費者金融からお金を借りるというのは苦渋の選択でしょう。四国のような地方エリアでは、周囲から必要以上に攻められたり、白い目で見られる事もあります。

でも、デンタルローンなら、自他共に納得出来るはず。家を買う時の住宅ローンや車を買う時のマイカーローンと同じで、必要に応じて受ける立派な融資です。是非一度検討される事をお薦めします。

四国でデンタルローンを使って歯科治療を受けたいと思ったら、どうすればいい?


「デンタルローン」は、歯科治療費に特化したローン商品で、健康維持や増進、そして、美容のためには使えません。ただし、保険適用の安価な入れ歯ではなく、丈夫で長持ちのインプラントにすれば、自分の歯のように何でも自由に噛む事が出来ます。これは、間違いなく健康維持や増進に繋がるはずです。さらに、審美歯科で受ける美的感覚を追求した矯正治療でも歯の治療に変わりはない訳で、ほぼ100%のデンタルローンが利用可能となっています。

ただ、こうした治療は端から健康保険の対象外となり、検査などの初期費用も自己負担です。なので、デンタルローンを利用するのであれば、最初からその方向で医院とも話を進められる事をおすすめします。つまり、デンタルローンの使える歯医者さんで相談しましょうという事です。

ではでは、四国の場合、どうやってデンタルローンの使える歯科を探せばいいかという事になりますが、実際問題これが中々大変です。現在、日本国内で完全なるデンタルローンとしての金融商品を出しているのは、「ジャックス」・「セディナ」・「アプラス」の3社で、そのうちのジャックスは全国に点在する提携歯科医院の一覧をHPに掲載しています。ただ、今のところ、高松・松山・高知の3ヶ所だけで、徳島県には提携している医院がありません。ですので、徳島県内での治療を希望される場合は、他社のデンタルローンを利用するか、銀行でローンを組むかという事になるでしょう。

とは言え、少々時間や交通費が掛かっても、ジャックスのデンタルローンが利用出来る歯科医院に通えるのであれば、是非その方向で検討されてみてはいかがでしょうか? なぜなら、他社のデンタルローンに比べ、間違いなく低金利で限度額が高いからです。何しろ、ジャックスの出すデンタルローン「デントキュア」は、実質年率4.5%と、業界最低水準。さらに、利用限度額も最高500万円までと、銀行に負けず劣らずの優秀な目的ローンです。

しかも、ジャックスの場合、他社のように信用情報機関の情報を元にした審査によって金利が決まるのではなく、最初から年利4.5%と定められているのです。残念ながら、利用限度額は審査によって決まりますが、金利がみんな平等というのは、特にそれほど高額な融資を受けない人にとっては有り難いでしょう。また、限度額の目安も、年収の3分の1という事で、多くの方が100万円程度の借入は出来るものと思われます。

利用資格は、年齢が満20歳以上で、安定した収入のある人。パートやアルバイトでも、年金受給者でも、一定の年収が確認出来れば申込み可能です。また、学生や主婦で殆ど無職という方の場合、連帯保証人を立てる事で利用出来るようになります。

返済については、最長7年、84回までの分割が出来、月々の返済額は、100万円の借入をした場合、14,000円くらいという事になるでしょう。ですが、当然の事ながら、ボーナス払いを組み込む事で、毎月の額はもっと安くなります。余裕がある時に繰り上げ返済する事も可能です。返済日は毎月27日。指定した金融機関の口座からの自動引き落としとなっています。

四国地方で確実にデンタルローンを利用して矯正治療が受けられる歯科は3軒


人は見た目の美しさより、心の美しさの方が大切だと言われます。もちろん、それはその通りなのですが、やはり見た目も肝腎というのが現実でしょう。そこで、エステや美容整形で見た目の美しさを手にいれる事は自分への投資だという考え方が定着して来ました。歯科矯正で歯並びを整えるのもその一つです。

ただ、歯の矯正も美容整形と同様、病気治療ではありません。そのため、健康保険が一切使えないという難点があります。ただですらも高額なのに、全額を自分で負担しなければならないのです。そこで、端から諦めておられる方も多い訳ですが、デンタルローンを使えば、一度にまとまったお金を払う必要はありません。たとえ100万円掛かったとしても、毎月1万円とか2万円とかという形で分割払出来るようになります。

ただし、デンタルローンを使って矯正治療の受けられる歯科医院は限られています。なぜなら、デンタルローンを取り扱っている信販会社と契約している加盟医院や提携医院でないといけないからです。そして、その医院に配布されている専用の申込用紙を使って申込みする形になります。もしくは、歯医者さんに置いてあるパンフレットに書かれた申込コードやパスワードを使って、自宅のパソコンから申し込みするかです。なんで、わざわざそんなめんどくさい事をしなきゃいけないの?っと思われるかも知れませんが、これにはちゃんと理由があります。

そもそもデンタルローンというのは、歯科での治療にかかる費用を用立てるローンです。特定の目的と利用者を定める事で、金利を優遇したり、若干ながらも、審査を緩和したりしています。ですから、原則として、契約者本人の銀行口座にお金が振り込まれるとか、専用のカードを使って提携ATMから引き出せるというシステムではありません。融資のお金は歯科医院の口座に入金されます。

つまり、お金を借りて返すのは利用者ですが、借りたお金を受け取って治療するのは矯正治療ドクターという事になり、事実上、融資する信販会社や金融機関は両社と契約する事になるのです。そこで、金融会社が予め審査し、安心してお金を支払える歯医者さんでなければならないという訳です。

これは全国津々浦々、どこの地域でも同じシステムです。四国地方だけはどこの歯科でもOKという事はありません。そして、2018年8月末現在、確実にデンタルローンが使える四国地方の歯科医院は下記の3軒となっています。

「兵庫町歯科医院」

住所:香川県高松市兵庫町2-2
TEL:087-851-8211
診療項目:インプラント・矯正歯科・審美歯科・予防歯科・歯科口腔外科・その他

「医療法人エンゼル 岡矯正歯科医院」

住所:愛媛県松山市北持田町125-6
TEL:089-947-5767
診療項目:インプラント・矯正歯科・審美歯科・予防歯科・歯科口腔外科・その他

「医療法人社団ティースアート アーク歯科・矯正歯科クリニック医院」

住所:高知県高知市一ツ橋1丁目145-3
TEL:088-823-1002
診療項目:インプラント・矯正歯科・審美歯科・予防歯科・歯科口腔外科・その他

四国でも使えるかも知れない歯科治療費専用のデンタルローンのご案内


四国では、まだまだデンタルローンの使える歯科医院が少ないのが現状です。確実に利用出来るところとなると、先にご紹介したように、高松市・松山市・高知市にそれぞれ1軒ずつあるだけです。

つまり、徳島県内でデンタルローンを使ってインプラントや歯列矯正をするのは難しいのが現状だという事になりそうです。ただし、これはあくまでもジャックスの出すデントキュアを検討する場合の話で、他社のデンタルローンを利用するとなると話は変わって来ます。なぜなら、セディナの出す「スマイルライン」というデンタルクレジットを利用する場合には、セディナの加盟歯科を、アプラスのデンタルローンを利用する場合には、アプラスの加盟医院を受診する事になるからです。

ところが、セディナやアプラスには、ジャックスのように提携している歯科の医院情報を掲載しているページやリストがありません。また、コールセンターに問い合わせても、中々教えてもらえないため、直接歯医者さんに尋ねるしかないのです。

ですが、そうなると、逆に徳島には、セディナやアプラスのデンタルローンを使える医院がある可能性もある訳です。もちろん、それは香川県でも、高知県でも、愛媛県でも当てはまります。特にインプラントや矯正しか、審美歯科など、保険の対象外となる高価な歯科治療をメインにしている医院なら、デンタルローンが使えても不思議ではありません。少々めんどうではありますが、片っ端から聞いてみる価値は十分あるでしょう。

因みに、セディナは三井住友銀行率いるSMBCグループの信販会社、アプラスは新生銀行グループの信販会社で、どちらも十分信頼出来る金融会社です。金利の面でも、貸付限度額の面でも大差はありません。基本的に安定且つ継続した収入がある人が対象ですが、パートやアルバイト、年金受給者でも条件を満たしていれば借入する事が可能です。

さらに、多くの銀行や信販会社が満20歳以上・満65歳未満という年齢制限を設けている中、セディナは満18歳以上・満70歳未満と、他社に比べて利用出来る年齢幅が広いのが最大の特徴です。そう、未成年でも立派に社会人として勤労しているのであればOK。また、家族が契約者となって申込みする事も出来ます。そして何より、3年間は手数料無料となっていて、36回以内に返済出来るのであれば、かなりお得になりそうです。

一方のアプラスは、ツタヤのクレジットカード「Tカードプラス」を出している会社という事で、デンタルローンを利用しても200円につき1ポイント、Tポイントが貯まります。これは他社にはない大きな特典です。

セディナ『スマイルライン』

貸付限度額:300万円
実質年率:7.8%~11.8%
返済回数:6回~60回

アプラス『デンタルローン』・・・信販会社系(新生銀行グループ)

貸付限度額:300万円
実質年率:7.2%~14.4%
返済回数:6回~84回

四国でも利用出来る銀行のデンタルローンのご案内


近頃は、保険外診療となるインプラントや歯列矯正のため、分割払やクレジットカードでの支払いを導入している歯科医院も増えました。ただ、分割払にすると、年間の支払総額が少ないため、医療費控除の対象となる金額も少なくなるというデメリットがあります。下手をすると、ぎりぎり対象外となってしまう事もあるのです。

その点、クレジットカードの場合は、一先ずカード会社が一括払いしてくれますから、取り敢えずその都市の医療費控除対象額は十分確保出来るでしょう。しかし、クレジットカードにはショッピング枠というのが定められていて、それ以上の利用は出来ません。しかも、一般庶民が持つクレカの多くは、50万円から100万円の範囲でショッピング枠が設定されています。そうなると、100万円の治療費を決済する事は事実上不可能だと言っていいでしょう。たとえ支払い可能になったとしても、一括払いでない限り、後々他のショッピングや光熱費・通信費などが払えなくなってしまうのです。

ましてやデビットカードになると、引き落とされる銀行の口座にそれだけの残高がなければ承認されない訳ですから、完全に論外。もし、デビットカードが使えるのであれば、わざわざカードで支払ったり、ローンを組んだりする必要などない事になる訳です。

ですが、デンタルローンを使えば、こうした分割払いやクレジットカード払いのデメリットを回避出来ます。クレカと同様、ローン会社が治療費を一括で支払ってくれますから、全額が医療費控除の対象となり、多くの方はそれなりの恩恵を被れルでしょう。にも拘わらず、クレジットカードのショッピング枠には1円の影響も与えません。

また、デンタルローンはカードローンではなく、消費者金融からの借入でもありませんから、毎月まじめに返済さえしていれば、たとえ信用情報機関のデータを調べられても大丈夫。借入残高としてあまり重要視されないというメリットを秘めているのです。ただ、四国ではまだまだデンタルローンの使える歯科医院が少ないという現状があります。これは、とても大きなデメリットです。そこでご紹介したいのが、スルガ銀行の「リザーブドプランプラス」というローン商品です。

元々スルガ銀行のリザーブドプランというのは、使い道自由なフリーローンですが、車を買いたい、家を直したい、子どもを大学に通わせたいなど、目的を明確にし、その資金として借り入れするのであれば金利を下げて差し上げましょうというサービスを実施しています。その使途をを固定したローンがリザーブドプランプラスです。

実際、リザーブドプランの実質年率は3.9%~14.9%ですが、歯科治療費として融資を受けるデンタルローンにすると、2.5%~7.5%と大幅に下がります。さらに、信販会社のデンタルローンのように、歯科医院の口座に入金されるのではなく、自分の口座に振り込まれ、それを専用のカードで引き出して歯医者さんに支払うという形になるので、どこの歯科でも問題ない訳です。

こうした使途を定めた目的ローンというのは、多くの金融機関が出しています。もちろん、四国で営業している都市銀行でも、地方銀行でも、信用金庫でもです。ただ、家を直すのはOKでも、歯を治すのはNGというところもあるので要注意。目的ローンの用途として認めていなければフリーローンとしての扱いとなり、金利が上がったり、利用上限額が下がったりします。

現在、日本国内でデンタルケアを目的ローンの一種として正式に認めているのは、「イオン銀行」・「千葉銀行」・「スルガ銀行」の3行ぐらいでしょうか。他は要相談と言ったところです。しかも、千葉銀行は、本店もしくは各支店の営業圏内に居住しているか、勤務している事という規程を設けていて、四国在住というだけで対象外です。

また、イオン銀行は、パートやアルバイトでも安定した収入があれば申込み出来ますが、学生は駄目。主婦も駄目。年金受給者も駄目とはっきり言っています。さらに、イオン銀行に普通口座を開設し、返済は、そこからの自動引き落としのみとしているのです。

その点、こうした縛りが殆どないのがスルガ銀行。居住地や勤務地は問いません。パソコンやスマホから24時間申込みが出来、最寄りの歯科医院発行の見積書さえあれば審査を受けられます。パートやアルバイトでも、年金生活者でも、一定額以上の年収があればOK。専業主婦や学生でも、配偶者や扶養者の収入証明書を提示する事で申込み可能になりますし、家族が契約者となって融資を受ける事も可能となっています。

さらに、無理にスルガ銀行の普通預金口座を開設する必要もありません。返済は、毎月20日から翌月1日までの間に、全国のセブンイレブンや郵便局にあるATM、あるいは、インターネットバンキングで振込すればOK。好きな日に、好きな場所から返済出来、振込手数料も不要となっています。返済期間も最長10年、120回払いと、余裕です。

加えて、返済は専用のカードを使って入金するのが基本スタイルですが、このカードをカードローン付カードにする事で、簡単に追加融資を受ける事も可能。そして、大きな特徴として、ガン保障特約付きの団体信用生命保険が付帯しているという事が上げられます。つまり、我が身に万一の事があれば、自動的に完済される仕組みになっているのです。ただ一つ、生きていれば満70歳までに完済しなければならないという義務が課せられます。そのため、申込み可能年齢は、満20歳から満65歳までと定められていて、利用するのなら善は急げなのです。

という事で、銀行でローンを組むとなると、何だか敷居が高く感じられるかも知れませんが、決してそんな事はありません。思い切って検討してみられるべきでしょう。

スルガ銀行「リザーブドプランプラス デンタルローン」

貸付限度額:800万円
実質年率:2.5%~7.5%
返済回数:最長120回