セディナの『スマイルライン』は歯科医院に人気のデンタルローン
矯正やインプラントなど、高額な歯科治療費の支払いが出来る『デンタルローン』は非常に有り難いローン商品です。これのお陰で、コンプレックスの一つだった歯並びの悪さやストレスの一つだった入れ歯から解放されたと喜んでいる人は少なくありません。そこで、信販会社やカード会社と提携し、デンタルローンを使えるようにする歯科医院が急増しています。
何しろ、保険の利かないインプラントや歯列矯正といった歯科治療は中途半端な金額ではありません。神戸の医療法人社団有心会が運営する「クリア歯科」のように、直営の歯科技工所とクリニックを持ち、効率的に治療する歯科では良質なインプラント治療を20万円を切る超特価で受けられたりもします。
しかしながら、個人の一般歯科で安価なインプラントを選択するのは少々危険。せっかく高いお金を出して治療したのにもかかわらず、抜歯する羽目になったという人も大勢いるのです。これは歯科矯正においても当てはまる事です。事実、そうした自由診療の歯科医療におけるトラブルは絶える事がなく、ウェブ上でも多くの人が弁護士回答を求める書き込みをしています。しかしながら、慰謝料や賠償金の請求どころか、治療費の返金すら難しいのではないかという回答が大半なのです。
という事で、安心安全なインプラントをと思えば、通常1本で30万円以上になるでしょう。さらに、矯正費用ともなると100万円を超える事もあって、そう簡単に払える金額ではありません。
それが、月々少しずつ長期間かけて支払えるのがデンタルローンです。しかも、歯を治すという事であれば、矯正歯科や審美歯科はもちろん、美容整形をメインとするクリニックの歯列矯正でもほぼ100%利用出来ます。確かに、ローンですから利息は付帯しますが、それでも使えるものなら使いたいという人は多いでしょう。
ただし、デンタルローンには歯科治療を受ける医院やクリニックが融資会社である信販会社やカード会社などと予め契約していなければ利用出来ないという落とし穴があります。さらに、その提携医院や加盟医院が少なく、偏りがち。全ての件に最低でも1軒はあるというのでもありません。全域に多数の医院が点在している県もあれば、0県という県もあります。やはり地方よりは都心部の方が多い傾向は否めませんが、だからと言って、首都圏や京阪神にばかり集中しているという訳でもないのです。
そのため、ローンを使いたいがために、自宅や会社から離れた矯正歯科へわざわざ通う人も大勢います。そうなると、利息に加え、通院のための交通費もかかりますし、手間もかかる訳です。しかし、少々余分なお金や時間がかかっても、月々少しずつ支払える事により高度な歯科治療を受ける事が可能になる価値が支持されているものと思われます。特にデンタルローンを使って歯科矯正する人が間違いなく増えているのです。
という事は、デンタルローンが使える歯科なら確実に患者数は増えます。そこで、ローン会社と提携する医院やクリニックもまた増えているという訳です。しかも、1社だけでなく、数社の信販会社やクレジットカード会社と提携し、数種類の歯科ローンを使えるようにしているところもあるのです。
そして、その中の一つとして必ず入って要るのが「セディナ」の『スマイルライン』。何を隠そう、契約実績ナンバーワンの歯科治療費専用ローンです。そこで今回は、そんな歯医者さんにも患者さんにも人気のスマイルラインについて見て行きたいと思います。
人気のデンタルローン『スマイルライン』を出している「セディナ」はこんな会社
それでは、まずは人気のデンタルローン『スマイルライン』を出している「セディナ」がどんな会社なのかを見てみましょう。
株式会社セディナは、三井住友フィナンシャルグループでクレジットカード事業と信販事業を担当している総合決済ファイナンスカンパニーです。元々は大手スーパー「ダイエー」のOMCカードを発行していた会社で、流通系金融としてはクレディセゾンやイオンクレジットと並ぶ三大カード会社の1つであると言って過言ではないでしょう。
ダイエーがイオングループの傘下に入った今もなお、OMCカードは健在ですし、それ以外にもエディオンやカインズなど大手量販店のクレジットカード、コスモ石油やブリヂストンなどカーライフをサポートするカード。さらに、長渕剛のファンのためのクレカなど、様々なカードを出しています。
また、リフォームや太陽光発電導入などに使える「リビングローン」や自動車教習所の費用を借入出来る「運転免許クレジット」など、多くの加盟店と提携した個別クレジットも取り扱っていて、ローン会社としての定評もバッチリです。
あくまでも信販系ですので、住宅ローンこそありませんが、マイカーローンや教育ローンもありますし、カードローンの取り扱いもあって、全国の銀行やコンビニATMから自由自在にお金の出し入れが出来るローンカードも発行しています。可愛いキティーちゃんのカードでお金を借りている人を見かけたら、恐らくそれはセディナのローンカードです。
加えてもう一つ、国内最大規模の口座振替ネットワークシステムを誇り、数多くの企業の預金口座振替を一手に引き受けています。そのため、通信費などを金融機関からの自動引落にしている人は銀行や郵便局の通帳を見ると、あら、不思議。契約した覚えのないセディナの名前がある!なんていう事も珍しくありません。という事で、クレジットカードを所有していない人や自動車ローンなどを契約していない人でも、思わぬところで案外深い付き合いのあるかも知れない金融会社なのです。
そんなセディナは、卓越した信用販売や貸付という意味を持つ“クレジットエクセレンス”と、原動力やエネルギッシュという意味を持つ“ダイナミクス”の頭文字を取る形で命名されました。CreditExcellence+DynamicsでCedynaです。実際、Cedynaのロゴと言えば、2つのCの中にボールのようなものが描かれていますが、あの球は地球。利用者一人ひとりの新しいくらしの夢と満足を、グローバルな視点からダイナミックに支援して行く意思を表しています。
という事で、その意思に基づいて登場したのがセディナの「総合目的ローン」。結婚式にかかる費用や引っ越しにかかる費用、あるいは、海外旅行や趣味の楽器購入にかかる費用など、様々な人生の転機や自己啓発をサポートするローン商品です。そして、歯科治療費専用のスマイルラインは、そんな総合目的ローンの中の加盟店提携型個別クレジットとして出されています。しかも、最も好条件のローン商品の一つなのです。
セディナのデンタルローン『スマイルライン』はこんなローン商品
前述のように住宅ローンこそありませんが、多種多様のクレジットカードやローンを出しているセディナ。中でも、総合目的ローンの中の加盟店提携型個別クレジットは非常に優良なローン商品ばかりです。しかも、歯科治療費専用の『スマイルライン』は群を抜く好条件のローン商品であると言って過言ではないでしょう。
何しろ歯の治療費も含め、医療にまつわるお金というのは、結婚資金や旅行資金のように楽しむ事を目的に使うお金ではありません。特にガン治療などは、大切な命と一緒に大金をかけて臨むものです。まあもっとも、歯科治療は直接命にかかわるものではありませんが、相当の精神力と体力を費やして治療する事に変わりないでしょう。
そこで、そうした自分の未来を救うべく、あえて苦痛を買うとも言える医療ローンの「先進医療費クレジット」とデンタルローン「スマイルライン」については、他の目的ローンより借りやすく、返しやすいローンとなっているのです。
取り分け銀行ローンの金利に当たる分割手数料は、単なる総合目的ローンの一つに過ぎないブライダルローンや海外旅行ローンが実質年率7.8%から11.8%なのに対し、先進医療費クレジットは実質年率3.9%から5.9%、スマイルラインは実質年率3.0%から5.0%と、かなりの低金利です。さらに、利用限度額も、多くの目的ローンが300万円なのに対し、この2つは最高500万円までと、高額融資可能商品となっています。
加えてもう一つ、先進医療クレジットは、返済期間が最長7年84回払いまでと突出して長く、事実上、満68歳までは十分申し込みが可能です。スマイルラインの方は残念ながら、最長返済回数は5年60回までですが、多のローンがすべて満20歳以上からとなっているのに対し、満18歳から利用可能。やはり60代後半でも申込みが出来、満65歳までに完済する事という条件の添えられた大半の目的型ローンより断然幅広い年齢層の人が利用出来るようになっています。
という事で、使途自由なフリーローンはもちろん、マイカーローンや教育ローンなど、セディナが出す多の目的ローンに比べても断然お得なスマイルライン。多くの歯科医院が取り扱うのも納得出来るところでしょう。
セディナ『スマイルライン』・・・信販系(SMBCグループ)のデンタルローン
対象者:満18歳以上~満70歳未満
融資額:3万円~500万円
金利手数料:3.0%~5.0%
返済回数:6回(半年)~60回(5年)
貸付方法:立替払い方式
返済方法:口座引き落とし
ただし、ブライダルローンや海外旅行ローンなど、一般の総合目的ローンは、正式な見積書は必要なものの、その利用先を問いません。つまり、どこの結婚式場や旅行会社を利用する場合でも使えるという事です。
けれど、加盟店提携型個別クレジットであるスマイルラインや先進医療費クレジットは、セディナが予め提携している加盟医療機関でなければ利用出来ません。しかも、セディナの店頭や電話、インターネットでの申込みは不可。手続き出来るのは加盟病院の窓口のみです。なぜなら、借りたお金は直接医院やクリニックに支払われるからです。
という事で、スマイルラインは患者である私と、治療を受ける歯科医院、そして、融資会社であるセディナとの三者間契約になります。そう、車の購入と同時に販売店で申し込みするオートローンと同じです。その代わりに、低金利で手続き簡単、比較的審査に通りやすいなど、通常の目的型ローンにはないメリットがあります。
事実、セディナの出す自動車ローンでも、特定のカーショップで契約する提携店舗型の「オートローン」と、不特定多数のディーラーや中古車店で利用出来るただの目的ローンの「マイカーローン」とでは、金利や融資対象、返済方法など、いろいろと条件が異なります。どちらも完済するまでの車の所有者はセディナですが、その選択肢は、やはり前者の方が断然多いのです。それと同じで、デンタルローンも加盟歯科で申込みし、利用する事によって金利や審査が優遇されるという訳です。
加えて、歯科ローンの場合、セディナが一括で支払う歯科治療費は医療費です。医療機関に入金された段階で医療費控除の対象になります。たとえ借入の残高が残っていても確定申告する事で税還付を受けられますから、その点もメリットの一つと言えるでしょう。
セディナのデンタルローン『スマイルライン』の審査のポイント
それでは次に、セディナのデンタルローン『スマイルライン』の審査のポイントとも言える利用条件を見てみましょう。まず、必要書類が揃えられなければ話になりません。昨今は楽天カードのように、本人確認書類不要で作れるクレジットカードもありますが、スマイルラインは高額融資です。現住所と生年月日や氏名が明記されている運転免許証や健康保険証等の提出が義務付けられています。加えて、具体的な治療費の分かる見積書も必要です。
とは言っても、そうした書類は多くの方が難なく準備出来るものと思われます。ですので、あとは年齢・年収・信用情報の3つが審査基準を満たしていればOK。そのため、誰でも利用出来るなどと言われる事もあります。ところが、この3つの条件を満たす事は案外大変で、残念ながら審査落ちする人が少なくないのも事実です。
確かに年齢については、満18歳以上で70歳までに完済出来る人という事ですから、多くの方が該当するものと思われます。最短の6回払いなら、殆どの60代の人は利用出来る可能性を持っている訳です。
ただし、有職者で且つ、1年以上今の勤務先に務めている事が必須条件となります。パートやアルバイトでも特に問題はありませんが、無職では申し込み出来ません。ローン審査においては必ず職場に電話がかかりますので、近々辞めるにしても、現時点で在籍確認の取れる事が重要です。
さらに、仮に100万円の矯正費用を借りたいと思えば、その3倍の300万円程度の年収がないと難しいものと思われます。もし不足している場合は、連帯保証人を立てる事を要求されるでしょう。主婦や年金受給者、あるいは未成年の場合は年収に関わらず保証人が必要になり、無職無収入の人が利用したいと思えば、親や配偶者など、家族に契約してもらわなければなりません。
そして、人によっては一番怖いのが信用情報機関の情報。そう、ここに事故情報と呼ばれる金融トラブルの履歴が残っていると、年齢や年収の条件を満たしていても審査落ちとなるのです。しかも、この事故情報、嘗て債務整理した人はもちろん、カードローンの返済やクレジットカードの支払いを延滞しただけでも記録されます。そして、一定期間、要注意人物となるのですから困ったものです。申込みのタイミングによってはアウトになる可能性も大いにある訳です。
時より、銀行と信販会社やローン会社は異なる情報機関の情報を利用するため、銀行系カードローンなどでトラブルを起こしただけならうまくくぐり抜けられるとおっしゃる方がいますが、世の中そんなに甘くありません。確かに、多くの銀行が加盟している信用情報機関「全国銀行個人信用情報センター」はその名の通り、金融機関ばかりで、民間の信販会社やローン会社は殆ど加盟していないと見ていいでしょう。
しかし、自己破産や債務整理をすると官報と呼ばれる国が発行する新聞に住所・氏名・生年月日等の個人情報が掲載されます。そして、この新聞はCICやJICこと「株式会社日本信用情報機構」といった他の情報機関にも配布されるのです。加えて、銀行個人信用情報センターには信販会社やローン会社は殆ど加盟していませんが、逆にCICには多くの銀行が加盟しています。さらに、JICにも、たとえ銀行本体は未加盟でも、三菱UFJ住宅ローン保証やみずほ信用保証など子会社である保証会社は必ずと言っていいほど加盟していますから、駄目な物は駄目なのです。
という事で、セディナのスマイルラインは誰でもが必ず利用出来るデンタルローンではありません。しかしながら、まじめに生きている人なら、たいていは使えます。歯科矯正やインプラントを考える時には是非セットで検討するべきでしょう。
セディナのデンタルローン『スマイルライン』をお得に利用するには?
セディナのデンタルローン『スマイルライン』は間違いなく優良なローン商品です。とは言え、多額の借金をする訳ですから、デメリットもリスクもあります。しかもスマイルラインの場合、メリットとデメリットが紙一重というところも多いので、上手に利用する事が大切になるでしょう。
たとえば金利手数料です。上記の通り、スマイルラインとしての金利手数料は3%から5%になっていて、融資額と審査の結果で決まります。基本的に、新規で100万円未満の利用の場合、最高金利が適用される訳です。
という事は、大半の人が実質年率5.0%という事になるでしょう。なぜなら、最も高価だと言われる裏側からの全体矯正でも、その平均費用は90万円とされているからです。また、治療費は少しでも安いに越した事ありません。しかし、セディナが発行するクレジットカードを持っているか、過去にカーローンなどを契約した記録のない人は全て新規顧客になります。そんなこんなを考えると、金利優遇の対象になる人はそう多くないのです。
ところが、実際には大半の人が実質年率3%で借入しています。新規で100万円を切る融資でもです。それもそのはず、スマイルラインのホームページには、分割支払手数料は3%と明記されているではありませんか。事実、スマイルラインを取り扱っている歯科医院でも、セディナのデンタルローンなら実質年率3.0%の安心固定金利と謳っています。
しかしながら、その一方でスマイルラインなら実質年率5.0%としているクリニックもあります。そう、歯科医院によって金利が異なるのがスマイルラインの大きなデメリットの一つなのです。しかも、医療機関によっては美容整形などにも使えるメディカルローンを主としているところもあって、その場合、同じセディナの提携店舗型総合目的ローンでも融資条件が大きく異なって来ます。時に実質年率7.8%~11.8%の範囲で検討される事もあるので要注意です。
ただし、あくまでも歯科治療費専用ローンとして出されているスマイルラインなら、どこの歯科医院で契約しても3年36回払いまでは金利手数料がかかりません。事実上、無利息ローンです。そうなると、金利が3%でも5%でも、10%でも15%でも関係なくなります。これがスマイルラインの最大のメリットであり、契約実績ナンバーワンの最大の理由です。
そこで、このメリットとデメリットをどこまで生かせるかでスマイルラインの価値が大きく違って来ます。当然、金利は低ければ低いほど有り難い訳で、0%なら申し分ない訳です。ただ、このメリットを活用するためには、何が何でも3年以内に完済しなければなりません。という事で、極力治療費を低く抑えてくれる歯科を選び、出来るだけ早期に返済するべくプランを立てる事が必須となります。融資希望額が低ければ低いほどローン審査の難易度も低くなり、少々年収が少なくても通る確率が上がるという事で、断然お得な借入になるのは確かでしょう。
だからと言って、最低限必要な検査を抜いたり、自分に合わない治療方針を強引に押し通すのは絶対にNG。さらに、手数料を無料にするために無理な返済計画を立てるのも危険です。どうしても治療費が高額になる場合は、医療機関によって金利が異なるというデメリットを逆手に取り、少しでも金利の低い歯科で契約し、治療も支払いも気長に続けるに限ります。
ちなみに、100万円を借りて36回払いで返済する時の月々の支払い額は2万7,700円ですが、実質年率3%で60回払いにした時の額は1万7,100円になります。毎月1万円以上も安くなるのです。この差は大きいでしょう。
ただ、その一方で、支払総額は102万6,000円と2万6,000円多くなります。この100万円を超過した部分が利息です。とは言え、この利息の総額は他社のデンタルローンと比較すると突出して安く、無理に早期返済を試みる必要などないような気もします。という事で、セディナのスマイルラインは、短期返済でも長期返済でもお得なローンだと言えそうです。
でも、ちょっとまった。金利手数料がかからないというだけなら、歯科医院が独自に出す院内ローンでも同じ。しかも、院内分割なら鬱陶しいローン審査もありません。毎月の支払いは返済ではなく医療費ですから、医療費控除も複数年にわたって受けられます。あえてセディナのローンを組む必要などないでしょうという声が聞こえて来そうです。
確かに、それも一理あるというか、それはその通りで、特に過去にちょっとした金融事故を起こしただけで信用情報に問題ありとなっている人などはそう思われる事と思います。今はまじめに働いていて、そこそこの収入もあって、きちんと返済出来る条件が揃っていても審査落ちするのですから、もう恥ずかしいやら、悔しいやら、情けないやら。それなら院内分割制度を使った方がいいという事になります。
けれど、問題は院内分割制度の支払機関。通常、長くても治療が終わるまでという事で、インプラントの場合は1年前後です。歯列矯正でも2年24回払いまでというところが目立ちます。中には最高10回とか、3回から6回というところも少なくなく、月々の支払い金額が大きくなってしまうのです。
ちなみに、90万円を1年12回に分割すると7万5,000円、2年24回に分割しても3万7,500円になります。これが毎月の支払い額です。加えて、もし他の医療費がない場合、控除対象額が大幅に減少するというデメリットも秘めています。何しろ医療費控除というのは多くのサラリーマンやOLの場合、年間の医療費が10万円を超過した分しか申告出来ないのです。
確かに、90万円を3年で支払うとすれば、年間30万円となり、間違いなく控除は受けられます。ただし、他の医療費がなければ、対象となるのはそのうちの20万円だけで、トータル60万円です。けれど、デンタルローンを使うと90万円を一括で支払う事になりますから、たとえ他に1円も医療費がなくても、80万円分の控除が受けられる訳です。一回こっきりとは言え、こちらの方が文句なしにお得になります。2年で完済するプランでも理屈は同じです。
という事で、審査に通るのであれば、やはりセディナのデンタルローンを利用される方が利口でしょう。特にある程度の頭金やボーナス払いを組み込む事が出来る人は医療機関も利息も気にせず、3年以内に完済出来るプランを組めばいいのです。また、それ以上の返済期間を要する場合でも、低金利の医療機関を利用する事で無理なく、無駄なく支払い出来るものと思われます。