スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? まず最初にどのようなローンなのかを把握しておきましょう


スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? これから利用を考えておられる方にとっては、非常に重要な問題でしょう。でも、その前に、スルガ銀行のデンタルローンがどのようなローンなのかを正しく理解しておく必要があります。

実際問題、スルガ銀行には、デンタルローンという単体の金融商品はありません。既存の使途自由なフリーローン「リザーブドプラン」をベースに、歯科治療にかかる費用を借入するという前提で申込みするものです。そこで、申込条件も、審査基準も、このリザーブドプランに準ずる事となります。

ではでは、スルガ銀行のカードローン「リザーブドプラン」とは、どのようなものなのでしょうか? 基本的には銀行系カードローンという事になりますが、テレビでよく見掛ける三菱UFJ銀行カードローン、あるいは、Web上でよく見掛ける楽天銀行カードローンやみずほ銀行カードローンなどとは少し違います。もちろん、銀行のローンですから、必要最低限の申込条件や信用条件などの審査基準は共通するところも沢山ありますが、保険が付帯していたり、クレジットカードとしても利用出来たり、Tポイントが貯められたりと、オリジナリティ溢れるローンカードを使った融資なのです。

特に、保険付きというのは、消費者金融の融資はもちろん、これまでの銀行カードローンにもなかったサービスです。ここでいう保険とは、銀行の住宅ローンに付帯している「消費者信用団体生命保険」、通称「団信」になります。ですから、自分が不慮の事故や病気で死亡した時はもちろん、寝たきりなどの高度障害を負った場合にも、ローン残高が完済される仕組みになっているのです。しかも、リザーブドプランに付帯しているのは「ガン保障特約付消費者専用団体生命保険」となっていて、ガンと診断されただけで、その後の返済は免除されます。おまけに、団信の保険料はスルガ銀行が負担してくれるというのですから、こんなに有り難い事はありません。

また、返済方法も、専用のカードを使ってコンビニなどにある提携ATMから振り込めばOK。スルガ銀行に口座を開設する必要がなく、返済日も事実上、自分で設定出来ます。なぜなら、毎月20日から翌月1日までに入金すればいいからです。ちなみに、月々の返済額は借入残高によって異なりますが、最低3,000円からとなっています。という事で、好きな時に好きなところから好きな金額だけ振り込めて、保険まで付いているのです。返済の面ではどこの金融会社よりも柔軟で安心だと言えそうです。

そんなスルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」は、利用限度額800万円と、かなり大型の個人向け融資です。ただ、実質年率は3.9%~14.9%という事ですから、審査の結果次第では、消費者金融のキャッシングと大差ないかも知れません。元々銀行系のカードローンは消費者ローンに比べて金利が低いのが一つの売りで、他の金融機関の方が低金利で借入れ出来る可能性も低くないものと思われます。

しかし、車を買いたいとか、海外留学したいなど、資金用途を定める事によって、金利は大幅に下がります。それが目的を固定して借入れする目的型ローン『リザーブドプランプラス』なのです。そして、スルガ銀行のデンタルローンは、インプラントや歯列矯正など、歯の治療に使うお金を借りるという目的を持ってこのリザーブドプランプラスを利用する形になります。限度額は800万円そのままに、金利は実質年率2.5%~7.5%と一気に下がります。その代わりに、申込みや審査については、あれこれ条件が付帯して来ますので、それをしっかり理解しなければいけません。

スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? 次に申し込みの条件を把握しておきましょう


スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい?と問われれば、やはり決して甘くはないと答える事になるでしょう。事実、審査に通らなかったという口コミもWeb上には存在します。ただ、審査云々の前に、申し込みに際しての最低条件、これを満たしていなければ話になりません。ですので、先にそれを確認しておきましょう。

たとえカードローンであっても、一般のローン会社やカード会社より低金利で、安心安全というイメージが強いのが銀行です。けれど、中には、カードローン契約に際して、自行に口座を持っていないと駄目とか、新規に開設する事という条件を付けているところもあります。なぜなら、月々その口座から自動で引き落とししたいからです。

けれど、スルガ銀行では、そのような条件は一切出していません。もちろん、スルガ銀行に普通預金口座があれば連動させ、そこから自動で引き落とすという返済方法も選択可能です。でも、口座がなければないでOK。カードローン専用カードを使ってコンビニATMなどから振り込んでくれればいいですよという形式を取っています。

さらに、スルガ銀行のような地方銀行にありがちな、利用者の居住地や勤務地を限定するという事もしていません。日本国内に在住していれば問題なし。たとえ北海道に住んでいても、沖縄に住んでいても契約は出来ます。外国人でも、本人確認書類と一緒に在留カードや特別永住者証明書、外国人登録証明書などが提出出来れば利用可能です。

というのも、スルガ銀行では、来店して専用の申込用紙に必要事項を記入し、印鑑を押印してという手続きが不要なのです。借入はWeb上の専用ページで受け付けていて、必要書類もパソコンでアップロードする形式になっています。何だかむずかしそうですが、インターネットの使える環境があれば、恐らくそう難しくはないでしょう。思ったより簡単に申込が出来たという口コミも沢山あります。ただし、本人確認書類などが準備出来なければ本審査が受けられません。

また、年齢制限や安定かつ継続した収入がある事という融資にはお決まりの条件もしっかりあります。ちなみに、年齢は満20歳以上65歳未満となっていますが、満70歳の誕生日までに完済しなければならないという規程があるので、人によっては、この辺りも一つ注意したいところでしょう。加えてもう一つ、リザーブプランプラスには、重要な条件があります。それは、借りたお金の使い道が明確であるという事です。そして、デンタルローンとして利用する場合、インプラント治療や矯正治療のような歯の治療費にしか使えません。予め、歯科医院で見積書を作ってもらい、そこに明治されている総額のみが借入希望額となります。

そのため、消費者金融などに既存の借入がある場合、この機会に多めに借りて完済し、安心安全な銀行で借金の一本化というような事は原則出来ないのです。確かに、リザーブドプランプラスには、こうした目的で融資を受けるまとめローンというのはあります。ですが、歯科治療費と同時にとなると、フリーローンのリザーブドプランでならと言われる可能性も考えられます。そうなると、金利が若干高めになってしまうのです。

その一方で、信販会社やクレジットカード会社が出すデンタルローンのように、各社の加盟医院や提携歯科でなければ利用出来ないという規程はありません。どこの歯医者さんで治療してもらうかは利用者が自由に決められます。健康保険の使える医療歯科でなく、美容外科や審美歯科での歯列矯正も全然OKです。

実際問題、多くのデンタルローンやメディカルローンには、自宅や職場の近くに提携医院がないために利用出来ないという落とし穴があります。そういう点では、歯科治療限定とは言え、その利用先を規定していないスルガ銀行のリザーブドプランプラスはおすすめのデンタルローンです。

スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? 他の金融機関や金融会社と比較してどうなのか?


では、いよいよ、スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい?という問題です。まず、多額のお金を貸すのですから、どこの誰だか分からないというのでは困ります。

そこで、自らの素性を証明する事は必要最低限の条件です。実際、本審査を受けるためには、本人確認書類の提出が必須となっています。スルガ銀行のリザーブドプランプラス・デンタルローンの審査で通用する本人確認書類は、下記の4種類です。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 写真付住民基本台帳カード
  • 上記のいずれか一つを用意出来なければ、本審査を受けられませんから、事実上、利用不可となります。さらに、保険証やパスポート、住基カードを使用する場合は、現住所の確認出来る公共料金の請求書か領収書を付ける事が義務付けられているのですが、今は皆さん、口座引き落としやクレジットカード払いを利用されているため、これが一つの難関になったりもします。

    口座引き落としの場合は、電力会社やガス会社に連絡し、領収書や支払い証明書を発行してもらう事でクリア出来ますが、問題はカード払いにしている方です。中には、カード明細のコピーでもOKという金融機関や金融会社もあるのですが、残念ながら、スルガ銀行では認めていません。ですので、場合によっては、一時的にコンビニ払いに切り替え、請求書や領収書を入手する必要がありそうです。

    何だか面倒に思われるかも知れませんが、これは法律で定められているルールなのでしかたありません。ただ、法律では、写真の添付されていない保険証やマイナンバーカードを使用する場合という事で、パスポートや写真付きの住基カードを利用する場合は不要なのです。ところが、スルガ銀行の場合は、写真の有無に関係なく、運転免許以外の書類には必ずプラスしなければならないと定めています。おまけに、クレジットカードの明細書は不可というのですから、この点では、他の銀行やカードローン会社に比べ、審査が厳しいと言わざるを得ないでしょう。

    あと、返済能力の有無は何より重要という事で、収入証明書の提示も必要になります。近頃は、消費者金融のキャッシングにしても、銀行系カードローンにしても、収入証明書不要と謳っていますが、鵜呑みにしてはいけません。どこもみんな、いくらまでの融資ならという条件付きです。実際、スルガ銀行のリザーブドプランでも、50万円までの契約なら収入証明不要となっています。

    ただ、歯の治療費となると、果たして、50万円以内で収まるかどうかが問題です。欠損した歯を1本だけインプラントで補うというのなら、20万円ほどですが、それでも、歯茎の状態が悪く、補正技術を必要としたり、素材に拘る場合は、一気に値段が跳ね上がります。

    さらに、数本の歯をまとめてインプラント治療でとか、矯正で歯並びを整えるとなると、とてもじゃないが50万程度のはした金ではと言ったところでしょう。やはり最低でも100万円はかかりそうです。ですので、収入証明書も必須と思っておくべきなのです。ただ、これはスルガ銀行だけが厳しいのではなく、世の中そういうものだと捉えるべきだろうと思います。

    スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? 信用情報による調査の点から検証してみましょう


    必要書類から見ると、いささかスルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しいという気もしないでもありません。しかし、本人確認書類や収入証明書はあくまでも審査を受けるためのツールであって、一番問題になるのは信用です。

    当然、お金を借りる側としては、返済能力がある事を必死に訴える訳ですが、それを信用してもらえるかどうかは、過去の行いで決まります。そして、それを調べるのが信用情報調査です。信用情報で好評価を得られれば、ローン契約が出来るだけでなく、低金利での借入れが可能となります。けれど、過去に金融トラブルを起こしていれば融資を受ける事は出来ません。

    これは、どこの銀行や消費者金融で借入を申込みしても同じです。ただし、この調査に使用されるデータは、金融機関や金融会社によって異なります。なぜなら、それぞれが加盟している信用情報機関に登録されている情報しか見る事が出来ないからです。

    ですが、この審査は通常、契約している保証会社が大半を担います。実際問題、利用者が返済不能となった際、最終的に弁済するのは彼らです。つまり、申込者の信用問題は、スルガ銀行の問題というより、保証会社の問題になるのです。そこで、自らが調べ、貸していい人か、よくない人かを指示するという訳です。そのため、調べられるのは、保証会社が加盟している信用機関の情報になります。

    また、その審査の結果から、保証会社は保証料を決め、それを受け取る事で利益を得る事になります。一方、利用者は、その保証料を利息の一部として毎月支払う形になる代わりに、保証人も担保も不要になるという仕組みです。スルガ銀行の場合、「スルガキャピタル」というグループ傘下の保証会社と、「オリエントコーポレーション」という外部の保証会社の2社と契約しています。そのお陰で、どちらか1社の審査に通ればOK。それぞれが違う信用情報機関のデータをもとに審査する可能性もあるので、その分、審査に通る可能性も高いと言えそうです。

    ただ、どちらの保証会社を利用するかで金利が変わって来ます。恐らく、まず最初にスルガキャピタルで調べ、問題なければ、ここを保証会社として契約する事になるでしょう。そうなると、低金利での融資が期待出来ます。しかしながら、オリコの通称で親しまれるオリエントコーポレーションは、業界トップクラスの保証会社です。それなりの保証料を取られるため、金利は高めになってしまいますが、審査に柔軟性があり、窓口が広いというメリットを持っています。

    しかも、自社でも歯科治療費に特化したデンタルローンや自費診療となる先進医療の費用を支援するメディカルローンを出していて、理解を得やすい分だけ審査も通りやすくなると見ていいでしょう。ただし、移動情報があれば、どちらの保証会社も保証してくれませんから、事実上、審査落ちします。移動情報というのは、過去に金融機関のローンや消費者金融のキャッシング、あるいは、クレジットカードでの支払いに対し、延滞したり、踏み倒したりした記録で、全ての信用情報機関に登録されています。つまり、異なる信用情報機関のデータが使用されても、同じ結果しか出ないという訳です。

    スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? 専業主婦やフリーターでも審査は通る? 勤務先への在籍確認の有無は?


    スルガ銀行のデンタルローンの審査は厳しい? 最後は、これも気になる人は少なくないはず、年収や就労条件についてです。

    一見、厳しいようにも感じるスルガ銀行のリザーブドプランプラス・デンタルローンですが、金利や返済の利便性を考慮すると、妥当なレベルでしょう。しかも、スルガ銀行のリザーブドプランは、パート・アルバイトはもちろん、年金受給者でも、専業主婦でも申し込み可能で、審査に通る確率は決して低くないのです。これはむしろ、審査の易しい優しいカードローンだと言えます。

    実際問題、主婦の友とも言える大手流通会社のグループ銀行ですら、専業主婦は申込不可。年金収入のみもNGとなっています。特に銀行系はシビアで、こういう条件が一般的なのです。また、ローン会社や信販会社でも、主婦が申し込む際には、連帯保証人を要求されます。

    ですが、スルガ銀行では、専業主婦でも、配偶者の収入証明書があれば、保証人も担保も不要。さらに、配偶者が契約者となって融資を受ける事も出来ます。もちろん、親が子どものためにお金を借りるとか、子どもが親のためにお金を借りるというのもありです。しかし、インプラント1本分くらいなら、年金受給者の場合、自分名義で契約出来ます。フリーターでも同様です。

    スルガ銀行の場合、最も重要視されるのは、毎月安定した収入があるかどうかという事。正社員か非正規雇用かは二の次です。たとえパートやアルバイトでも、契約社員でも、まじめに働いていて、一定の収入を得ている人は大勢います。そういう人たちに対し、返済能力がないと決め付けるのは実に失礼な話でしょう。だから、しっかり審査し、信用情報に問題がなければ融資しましょうというスタンスを取っています。また、そういう点では、年金は支持されるポイントです。

    という事で、フリーターでも、専業主婦でも、年金受給者でも、基本的にはOK。ただし、利用限度額は、収入によって決まるため、もしかしたら、必要額全てを賄う事が出来ないかも知れません。目安は年収の3分の1です。加えて、社会人に対しては、雇用形態に関係なく、職場への在籍確認が行われます。会社に電話が掛かって来て、本当にそこで働いているかどうかを調べられるという訳です。とは言え、歯を治すためのお金を借り入れしようというのです。悪い事ではありませんから、気にする必要などないでしょう。