デンタルローンのアプラスとは?


デンタルローンの「アプラス」は、歯の治療費専用のローンです。ただし、正式にはアプラスのデンタルローンと言うべきでしょう。そう、アプラスは商品名ではなく、会社名なのです。そして、そのアプラスという会社が歯科医療費を賄うためのローンを出しているという訳です。

ではでは、アプラスとはどのような会社なのでしょうか? 実はこちら、新生銀行グループに属する信販会社で、訳の分からないカード会社やローン会社ではありません。もちろん、消費者金融でもありません。事実、銀行系の信販会社として、多くの提携クレジットカードも発行しています。仲でも一番有名なのが、レンタルビデオでおなじみのツタヤとタッグを組んだ「TSUTAYA Tカードプラス」になるかと思われます。

ですが、他にも、人気ミュージシャンとタッグを組んだ「TETSUYA Official Card」や、憧れの外車「ポルシェ」とタッグを組んだクレカも発行していて、知る人ぞしるクレジットカード会社。さらに、大阪のミナミと呼ばれるエリアでは結構効力を発揮するカードや、逆に大阪の北エリアで結構効力を発揮する百貨店のカードなども出していますから、関西人には意外となじみのある名前です。

という事で、消費者金融ではない事や大手金融機関系である事など、利用する上での安心度は、かなり高いと言えます。実際、金利や返済面で見ても、比較的利用しやすいデンタルローンだと言えるでしょう。何より、Webで簡単に申し込めて、Tポイントが貯まるという他社の類似商品にはない大きなメリットを持っています。ただし、当然ですが審査があって、やはり安定した職と収入がなければ通りません。他にも、アプラスが提携している歯科医院でなければ利用出来ない事。治療の内容によっては、一部対象外となる事もあるなど、それなりのデメリットもあります。

取り分け、商品自体の情報が極めて少ない、これが一番のデメリットです。加盟している医院のリストすらHPには掲載されていません。また、電話で問い合わせ、確認しようとしても、中々詳細や加盟医院を知る事が出来ないのが現状です。そのため、実際には、通っている歯医者さんや、たまたま診療を受けた病院が提携していればラッキーという感じで、こちらから利用出来る歯科を探したり選択するという事が非常に困難なのです。

ただ、金融商品としての条件は決して悪くなく、価値あるデンタルローンだと思います。なので、情報提供やサポート面については、今後、随時改善されて行く事を大いに期待したいところです。

歯科治療に特化したアプラスのデンタルローンの特徴


新生銀行グループの信販会社「アプラス」が出すデンタルローンは、その名の通り、歯の治療費に特化した目的別ローンの一つです。そのため、歯科治療費以外に使う事が出来ず、申し込みに際しては、歯医者さんでもらった見積書が必須となります。また、検査から治療まで一貫して、アプラスが提携している歯科医院で受ける事が条件です。

さらに、契約が成立しても、自分の口座にお金が振り込まれるとか、専用のカードを使ってATMからお金を引き出すという事は出来ません。必要となる治療費が一括で歯科医院の口座に振り込まれる立替払い方式です。ただし、返済は、自分の銀行口座から毎月27日に自動で引き落とされます。その代わりに、何に使ってもOKという銀行系カードローンや消費者金融のフリーローンに比べ、金利が低く、長期にわたって毎月少しずつ返済する事も可能になっています。因みに、アプラスのデンタルローンの金利は、実質年利7.2%~14.4%。利用限度額は10万円~300万円で、返済回数は6回~84回です。

利用出来るのは、満20歳以上、満65歳未満の方で、安定した収入がある事が最低の審査基準となっています。ただし、パートやアルバイトでも、それなりに継続して働いていて、それなりの年収があれば契約出来る可能性は十分あります。さらに、年金受給者も申し込み可能で、審査に通る確率は決して低くありません。むしろ、最低限の収入が保証されているという点では、年金受給者は思いのほか優位なのです。

加えてもう一つ、アプラスはTSUTAYAのTカードなどを発行しているクレジットカード中心の金融会社です。そのお陰で、ローンを組むと言っても、担保は一切不要。また、保証人も原則不要です。ただ、専業主婦や学生の場合だと、連帯保証人を立てる事で契約出来る可能性があります。

利用出来る治療は、インプラントや矯正など、歯科での治療費全般。とは言っても、元々歯の治療は健康保険を使うのが原則です。なので、保険治療で賄える部分は賄うべきでしょう。そして、保険治療の対象外となる部分のみをアプラスのデンタルローンで補うのが理想かと思われます。

それでも、きっと使いたいシーンはあるはず。特に、審美歯科の一環とも言える矯正治療は、健康だけでなく、美容を考えても是非ともトライしたいところです。でも、病気治療以外の治療に健康保険は使えません。しかし、アプラスのデンタルローンは自分磨きのための融資という事で、そうした矯正しかにも対応しています。きっと、元気に美しくを実現出来る強い味方になってくれる事でしょう。

アプラスのデンタルローンでインプラントや矯正をすると医療費控除が受けられる


アプラスのデンタルローンで歯科治療を受けるメリットはいろいろあります。特に大きいのは、医療費控除が受けられる事でしょう。そもそも歯科での治療は、健康保険の対象外となるものが多いとは言え、医療を受ける事に変わりありません。つまり、治療費全般が医療費なのです。よって、医療費控除の対象となります。

しかも、保険外診療となると、どんなに値切ったところで高額医療費になる可能性は高く、たった1本の歯を治しただけでも10万円超え。さらに、高度な技術を必要とする本格的な歯列矯正となると、100万円を超える事も珍しくありません。だからこそ、現金で一括払い出来ない人も多い訳ですが、確定申告をすれば、所得税が還付されたり、住民税が減税されたりするというメリットを持ち合わせているのです。

ただし、医療費控除の恩恵を被るためには、1年間に10万円以上の治療費を医療機関に支払わなければなりません。しかも、10万円を超過した分のみが還付対象ですから、1万円や2万円超えたくらいでは、手間暇掛けて手続きしても、殆ど利益は得られないでしょう。

因みに、総額が11万円で1万円が控除対象となる場合、年収が300万の方なら、所得税の還付金は1,000円。住民税の減税額も1,000円で、総額12万円になると、それぞれ2倍になるくらいのものです。ですが、総額が20万円を超え、対象額が10万円ほどになると価値は十二分にあります。年収300万円程度の方でも、1万円くらいの臨時収入が期待出来るのです。

という事で、医療費控除の恩恵を被るためには、1年間にそれなりの医療費を支払わなければなりません。例えば、インプラント治療で20万円かかり、それを20回の分割払で歯医者さんに支払ったとしましょう。月々の支払い金額は1万円ですから、年間に12万円払う事になる訳ですが、これでは先の手間暇かけるだけ無駄なレベルです。

しかし、アプラスのデンタルローンを利用すると、いささか話は違って来ます。仮に金利14.0%、分割回数24回で契約したとして、月々の返済金額は約9,600円。年間の支払額は11万5,200円となり、益々医療費控除なんて関係なさそうです。ところが、実際には10万円分の控除が受けられます。

なぜ、このような不思議な事が発生するのでしょうか? 答えはいたって簡単で、アプラスが患者に代わって必要な治療費を一括で支払ってくれるからです。つまり、事実上、自分が歯科医院に20万円という高額な医療費を払った事となり、医療費控除が受けられるという訳。確かに、ローン契約するという事はお金を借りるという事で、利息が付帯します。20万円の歯科治療費を実質年利14.0%で借入した場合の利息は3万円を超え、一見、大幅な赤字のように見えます。

しかしながら、医療費控除を受ければ、所得税だけでなく、住民税も優遇されるのです。因みに、住民税の場合は、年収300万レベルなら、ほぼ一律で1万円の減税になりますから、所得税と合わせると2万円のお得になります。

さらに、通院時の交通費など、対象の歯科医療にかかった諸々の費用はもちろん、風やインフルエンザなど、その他の病気や怪我で医療機関を受診した時の自己負担額も合算出来ます。もちろん、保険を使って受けた虫歯治療や歯周病の治療などの自己負担額も合算OK。

それどころか、なんと、按摩やマッサージでも、国家資格を持つあはき師や柔道整復師の施術する治療院や接骨院で受けるのなら医療費控除の対象となります。加えて、市販の風邪薬や鎮痛剤、胃腸薬、傷薬やシップ薬など、医薬品であれば、医師の処方箋なしでドラッグストアで購入したものでも対象になるのです。

因みに、あはき師とは、あん摩マッサージ指圧師と鍼灸師の略ですが、とにかく、こうした日々の生活の中で何気なく使っている費用も合算すると、あっという間に30万以上になる事も大いに有り得るでしょう。そして、そうなると、益々所得税の還付金は増えます。住民税も減税されます。所得税は2万円返り、住民税は2万円安くなるのです。こうなると、デンタルローンの利息を上回り、利益を得る事が出来ます。

実際問題、たとえプラスマイナス0か、若干の損はしても、毎月少しずつ支払っているのです。利息については、それほど大きな負担にはなりません。それで、春先に臨時収入が入ったり、住民税が安くなるのって、何だか嬉しいですよね。

アプラスのデンタルローンで歯科治療費を支払うとTポイントが貯まる


アプラスのデンタルローンで歯科治療費を支払うと、Tポイントが貯まります。貯まったTポイントを使って、TSUTAYAでCDやDVDを借りたり、本を買ったり出来ます。さらに、Yahoo!ショッピングやヤフオクなどの通販市場でも使えます。

歯医者さんでのインプラント治療や矯正歯科、あるいは、審美歯科などでかかる高額の医療費を毎月分割払で支払う事が出来るというのがデンタルローンの最大のメリット。また、医療費控除が受けられるという利点もある訳ですが、このTポイントが貯まるというのは、数あるデンタルローンの中でも、アプラスを利用する人だけの特権です。

というのも、アプラスは新生銀行グループの信販会社ですが、あのツタヤのクレジットカード「Tカードプラス」を発行している会社なのです。そこで、アプラスで各種ローンを組むと、多くの場合、Tポイントが献上されます。もらったTポイントは、加盟店の店頭や通販市場で1ポイント1円として利用出来るほか、指定の商品に交換する事も可能です。

因みに、アプラスのデンタルローンは、マイカーローンやリフォームローンなどと同じ目的別ローンの中の多目的プランに位置づけられています。この多目的プランというのは、自分磨きに投資するためのローンで、歯科や眼科での保険対象外となる治療はもちろん、エステや美容整形などにも利用出来ます。見た目に拘った審美歯科による矯正でも全然OKなのです。

つまり、アプラスの多目的プランは、健康維持や増進、そして、美容面でも、自分を大切にしたい人を応援するもので、Tポイントが貯まるのも、その一環だと捉えていいでしょう。インプラントや歯列矯正で歯が綺麗になれば、おしゃれをして外出し、人前で大いに笑い、美味しいものを沢山食べられるようになります。そこで、その足しにしてもらえればという訳です。

確かに、200円で1ポイントという事は、還元率にして0.5%ですから、特別高還元という訳ではありません。けれど、歯科治療費の支払いとなると、その金額が中途半端ではありませんから、貯まるポイント数も大きい。50万円で2,500ポイント、100万円で5,000ポイントです。さらに、同時にTカード プラスの申し込みも出来、一度の審査でローンとクレジットカードを同時に契約する事も出来ます。そうすれば、もっともっといろいろなシーンでTポイントを貯めたり使ったり出来るようになるでしょう。

アプラスのデンタルローンは提携している歯科医院での治療でしか使えないの?


アプラスのデンタルローンを利用するには、まず最初にインターネットから申し込みをし、ローン審査を受けます。そして、その審査に通れば、必要書類を郵送し、正式に契約。その後、治療を受ける歯科医院の口座に治療費が一括で振り込まれる仕組みです。

他社のデンタルローンのように、歯医者さんの受付で書類を記入し、申し込み手続きをするというシステムではありません。自宅や会社のパソコンから24時間、いつでも好きな時に簡単な必要事項のみを入力すればOKです。ただし、初めに8桁の申込コードの入力が求められ、このコードはアプラスが提携している歯科医院で発行してもらう形になります。また、使途証明書類として見積もりも必要になるため、必ずアプラスの提携医医院で予め検査を受けておく事が必須条件です。

ではでは、このローンは、アプラスの提携医院以外の治療には100%使えないのでしょうか? 実際問題、アプラスが提携している医院が、日本中津々浦々に点在している訳ではありません。また、最初に書いた通り、現時点では、提携医院の一覧が調べられるようなHPもなく、当たればラッキーというような状態なのです。出来れば、自宅や職場に近くて通いやすい歯科医院、あるいは、掛かり付けの医院でと思いますよねぇ?

ですが、結論から言うと、アプラスのデンタルローンは、指定の歯科医院以外で利用する事は出来ません。なぜなら、このローンは、アプラスと患者、そして、歯科医院の三者間契約となるからです。実際問題、アプラスが責任を持って歯医者さんの口座にお金を振り込むのです。事前に審査をし、提携を結んだ信頼出来る医院でないと駄目というのはごもっともな言い分でしょう。

しかし、アプラスには、これとは別に「フリーダムローン」という商品があります。こちらは使い道自由なお金を用立ててくれるもので、使途を証明する見積もりなども不要。また、自分とアプラスとの二者間契約で、本人名義の口座にお金が振り込まれる一般的な融資です。確かに、金利は実質年利10.8%~16.8%と、少々上がります。その一方で、借入限度額は最高200万円までと大幅に下がる訳ですが、インプラント治療にしても、歯列矯正にしても、これだけあれば十分という気もしないでもありません。

金利についても、方や7%から14%で、方や14%から21%というのなら何が何でもデンタルローンでとなりますが、僅か3%ほどしか差が無いのです。そうなると、仮にそれぞれの最高金利で200万円の借入をし、最長の84回で返済するとした場合、月々の返済額と総額がいくらになるかと計算してみると…。

  • デンタルローン(金利14.4%)・・・初回:39,900円 /2回目以降:37,900円/総額:3,185,600円
  • フリーダムローン(金利16.8%)・・・初回:44,000円/2回目以降:40,600円 /総額:3,413,800円
  • こうして比べてみると、やはり僅か2.4%、されど2.4%。23万円近くもの差があります。ただ、月々の返済額だけをみると、3,000円ほどしか違いません。もちろん、この差が大きい事はまぎれもない事実ですが、だからと言って、わざわざ遠方の歯医者さんまで通うというのはどうでしょうか? その時間と交通費を考えると、断然お得とは言い切れないような気もしませんか?

    むしろ、わざわざ遠方の提携医院まで通うくらいなら、近所の行きつけの歯医者さんで治療する方が安上がりかも知れません。しかも、フリーダムローンは、使途証明書の提出が不要で、自分の口座にお金が振り込まれる形式のローンです。極端な話、使い道は自由な訳で、交通費など、その他諸々の経費や、歯科治療とは全く関係ないショッピングなどに使うお金も一緒に借りる事が出来ます。

    因みに、フリーダムローンの基準もデンタルローンとほぼ同じ。年齢が満20歳以上、満65歳未満で、安定した収入のある人が対象です。前述の通り、金利と借入限度額の差はあるものの、返済については、どちらも最長84回で、銀行口座からの自動引き落としとなります。

    さらに、金利は一般のカードローンなどと同様、所定の範囲内で審査によって確定するもので、必ずしもデンタルローンの方が低いとか、フリーダムローンだから高くなるという訳ではありません。人によっては、どちらの審査を受けても10%になる可能性も十分有り得ます。そうした事を考えると、行きつけの歯医者でアプラスのデンタルローンが使えないからとか、アプラスのデンタルローンの使える医院が近くにないからと言って、諦める必要はないのです。